へずまりゅう、奈良市議選に出馬

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任期満了に伴う奈良市議選（20日投開票、定数39）が13日、告示され、元迷惑系YouTuber・へずまりゅう（34）が無所属で立候補し、同市内で声を上げた。

へずまは「1年間、奈良公園の鹿さんを守る活動をやっておりますので、引き続き鹿をお守りしていきたいと思っています。誰よりも外国人問題について取り上げていきたい。候補者の皆さんを見たが、外国人問題について取り扱っている方がそんなにいない。古き良き奈良の景観を大事にしつつ、守っていきたい」と呼びかけた。

奈良市に移住したきっかけを、2024年7月に中国人とみられる人物が鹿を蹴る動画が炎上したことだと語る。「それを見て、東京から奈良に通っていた。交通費も宿泊費もかかるということで、今年1月に引っ越してまいりました。朝の8時から夕方の5時までパトロールをずっとやっております。この1年間、本気で頑張らせてもらいました」と振り返った。

へずまは「選挙目的で最初、（奈良に）来たわけではない」と強調した。「奈良公園の鹿さんが攻撃される…外国人に殴られる蹴られるっていうのを何度もお聞きして動画を撮って、XとかSNSで上げているんですけど、管轄の県議会議員が動いてくれなかった。自分が議員になって誰よりも行動して、動いていけば皆さんにもっともっと信用してもらえるんじゃないかと思い、今回の立候補をさせてもらいました」と、奈良市議選に出馬した動機を語った。

奈良市の水道水源地にあたる同県山添村へのメガソーラー建設計画など、争点を挙げる。「メガソーラー、水源地、反対。中国人に土地を買わせない。昨年、山下（真）県知事が奈良県民の血税2億7000万円を使って、奈良公園でK-POP公演を奈良公園で考えていました。それに対して誰よりも早く取り上げて、2億4000万円浮かして3000万円で、場所がホールに変わりました。そういう実績も、持っております」と主張した。

へずまは2021年の参院山口選挙区補選、23年の東京都豊島区議選に出馬。24年7月の東京都知事選に一度は出馬を表明したが、告示直前に立候補を取りやめた。“3度目”の政界挑戦。若年層の知名度、SNSの拡散力は群を抜く。「今回の選挙は、わけが違う。今まで迷惑系で反省しております。本気で選挙活動をやらせていただいている。トップ当選すると思っています。絶対行きます」と手応えを感じている。

「元迷惑系YouTuberですけれど、信用してください。過去やってきた行いっていうのは、もちろん消えることじゃないと思うんですけれど、口だけじゃないと思いましたので、この1年間本気で頑張らせてもらいました。誰よりも皆さんの側にいて、会える政治家としてこれから相談に乗ります。その相談も、議会で取り上げます。SNSで発信していきます。どうかよろしくお願いいたします」と、スーツ姿で訴えていた。