配信イベント「スト鯖GTA」にじさんじ視聴者が暴れたせいで離脱者が出るほど荒れてしまう

＞今回の「スト鯖GTA2」が、初日から大きな盛り上がりを見せていることは冒頭で触れた通り。

しかし、一方で「スト鯖GTA」「ストグラ」双方で、兼ねてから指摘されていた視聴者と参加者のコミュニケーション問題が顕在化している面もうかがえる。

7月の第1回「スト鯖GTA」では、ギャングとなったプレイヤーの犯罪を警察官側のプレイヤーが阻止することで、配信のコメント欄が荒らされてしまうという問題が指摘されていた。

視聴者にとって「犯罪の成功はギャング側のプレイヤーの見せ場であるため、警察に見せ場が潰されてしまうのが気に食わない」というのが、荒らされた理由だ。

荒れ方があまりにひどかったため、イベント期間中にストリーマー・だるまいずごっどさんやAlphaAzurさん、にじさんじ所属のVTuber・叶さん、葛葉さんらが問題に言及。

「この話を表でしないといけないくらい警察が可哀想な状況になっている」と、配信内で苦言を呈していた。

また、「ストグラ」においても、ロールプレイ重視という企画の性質上、参加者がギャングや警察官の演技として攻撃的な物言いをすることがある。

その際に視聴者が過敏に反応したり、対立するギャングチームの参加者を誹謗中傷したりといったことが発生。しょぼすけさんや参加者が度々注意喚起を行っていた。

「スト鯖GTA2」開幕、葛葉はコメント問題で初日に方針転換

そうした第1回を経て、12月10日に「スト鯖GTA2」が開幕。

しかし、警察官としてプレイを開始したVTuber・葛葉さんは、自身のプレイスタイルと警察官というロールの食い違いがあったことと、「俺がぎこちなさすぎて指示厨めちゃくちゃ増えちゃう」として、少なからずコメント欄の影響もあり警察官でのプレイを断念した。

葛葉さんはイベント開始前から「警察官がどれだけ大変か体験してみたい」と公言。

第1回の期間中、視聴者に苦言を呈さざるを得なくなった場面でも「界隈がいずれ学んでいってくれる」と期待を語っていただけに、非常に残念な結果になったと言える。

https://news.yahoo.co.jp/articles/7a7ba5d15fa78d41ea4091efb4e413ad2aec3838